【問題】メールシステムに関するサービスマネジメントのPDCAサイクルのうち、C(Check)に該当するものはどれか。
ア.メールシステムの応答時間を短縮するために、サーバ構成の見直しを提案した。
イ.メールシステムの稼働率などの目標値を設定し、必要な資源を明確にした。
ウ.メールシステムの障害回数や回復時間を測定して稼働率を算出し、目標値との比較を行った。
エ.メールシステムの設計内容に従って、ファイルの割当てなどのシステムのセットアップ作業を実施した。
こんにちは ブログを書いているハコフグです
上の問題の解答と解説を詳しくまとめています。

hakofugu
ITパスポート試験 平成27年(2015年)に出題されました
PDCAをパワポで作成したものがこちら!

正解はこちら!
ウ.メールシステムの障害回数や回復時間を測定して稼働率を算出し、目標値との比較を行った。
解説していきます
その前に、こちら(↓)でPDCAの解説を確認してください。
「ア.メールシステムの応答時間を短縮するために、サーバ構成の見直しを提案した。」から確認します。見直し提案をしています。言い換えると是正や改善です。これは、Actionに該当しますので正しくないです。
「イ.メールシステムの稼働率などの目標値を設定し、必要な資源を明確にした。」を確認します。目標を設定しています。これは、Planに該当しますので正しくないです。
「ウ.メールシステムの障害回数や回復時間を測定して稼働率を算出し、目標値との比較を行った。」を確認します。比較をしています。言い換えると比較して評価しています。これは、Checkに該当しますので正しいです。
「エ.メールシステムの設計内容に従って、ファイルの割当てなどのシステムのセットアップ作業を実施した。」を確認します。設定内容(計画)に従って、作業(セットアップ)を実行・実施しています。これは、Doに該当しますので正しくないです。

hakofugu
今回の問題は、ア、イ、エが正解でないことを確認し、消去法でウを選択するのもありです。Checkに該当するキーワードは、「評価する」や「確認する」なのですが、問題文の「比較をする」から「評価する」に変換が難しいかもしれませんので、消去法で解答をするのもあり。
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