こんにちは ブログを書いているハコフグです
「ITエンジニアを目指したいけど、まず何から始めればいいの?」「基本情報技術者試験ってどんな資格?」「難易度や合格率は?」
IT業界への扉を開きたいあなたにとって、基本情報技術者試験は最初の大きな一歩となるでしょう。この試験は、ITエンジニアとしての基礎的な知識・技能を証明する国家資格であり、多くの企業で評価されています。
この記事では、基本情報技術者試験の概要から、気になる合格率、効果的な試験対策、試験形式、そして重要な試験日程まで、あなたの疑問を解消し、合格への道筋を照らします!
この記事では
・基本情報技術者試験の概要
・合格率
・効果的な試験対策、試験形式
・試験日程
について、わかりやすく説明していきます

この記事により、基本情報技術者試験の試験対策、合格率、試験日程、試験方式などがわかるよ
基本情報技術者試験とは?~ITエンジニアへの第一歩~
基本情報技術者試験(FE)は、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験の一つです。ITエンジニアとして、またはITを活用する人材として、必要となる基本的な知識・技能を幅広く問う試験です。
ITパスポート試験がITを「使う側」の知識を問うのに対し、基本情報技術者試験はより専門的な、「作る側」「支える側」の知識が求められます。具体的には、プログラミング、アルゴリズム、コンピュータシステム、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメント、経営戦略など、広範な分野をカバーしています。
合格することで、あなたはITエンジニアとしての基礎力を証明し、就職や転職、キャリアアップにおいて大きなアドバンテージを得ることができます。まさに、ITプロフェッショナルとしての「登竜門」と言えるでしょう。

基本情報技術者試験は、合格率が20%前後で簡単な試験とは言い難いです。IT企業に就職したり、既にIT企業に勤めている人は、基本情報技術者試験の資格勉強をとおして、仕事で必要な基礎知識を身に着けることができます。基本情報技術者試験を合格したからといって、IT企業で戦力になるとは限らないのですが、最低限必要な知識は基本情報技術者試験の内容に含まれています。
合格率はどれくらい?~難易度と心構え~
基本情報技術者試験の合格率は、ITパスポート試験と比較すると低く、20%台で推移することが多いです。これは、試験範囲が広く、より専門的な知識が求められるためです。
しかし、決して乗り越えられない壁ではありません。しっかりと時間をかけて対策に取り組むことで、十分に合格を掴み取ることができます。重要なのは、基礎を理解し、応用力を身につけることです。安易な暗記だけでは通用しないため、原理原則を理解する学習を心がけましょう。

試験の合格だけを考えるのであれば、「ひたすら過去問を解いて、問題の解説をサラッと確認」というのを、繰り返していくことがおススメです。「基本情報技術者試験 過去問道場」というサイトがおススメ
試験対策~合格への戦略的ロードマップ~ (合格最優先編)
「基本情報技術者試験 過去問道場」というサイトで繰り返し過去問を解きましょう
「基本情報技術者試験 過去問道場」は無料で利用できます。「基本情報技術者試験 過去問道場」に問題の解答、解説もされていますが、解説が不十分な場合もあります。その場合は、別途Webで調べるか、基本情報技術者試験用の参考書(個人的に好きな参考書は、「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」)を1冊手元に持っておくのもありです。

「過去問道場」でひたすら過去問を解き、間違えた過去問や不明点については参考書を読み理解を深めるのがおすすめ
試験対策~合格への戦略的ロードマップ~ (王道編)
基本情報技術者試験に合格するためには、計画的かつ効果的な学習が不可欠です。以下に、おすすめのステップをご紹介します。
■ 試験範囲を徹底的に理解する
まず、IPAの公式サイトで公開されているシラバスを熟読し、試験範囲を詳細に把握しましょう。基本情報技術者試験は、大きく分けて以下の2つの試験で構成されています。
•科目A試験(知識問題): 情報処理の基礎となる知識を問う多肢選択式の試験です。
•科目B試験(情報活用能力を問う問題): 情報セキュリティ、プログラミング、アルゴリズム、情報システムの開発・運用など、実践的な能力を問う試験です。
それぞれの試験でどのような知識・技能が求められるのかを理解することが、対策の第一歩です。
■ 適切な参考書・問題集を選ぶ
自分のレベルに合った参考書を選び、基礎知識をしっかりと習得しましょう。図解が多く、分かりやすく解説されているものがおすすめです。問題集は、科目A・Bそれぞれに対応したものを選び、繰り返し解くことで知識の定着を図りましょう。過去問が豊富に収録されている問題集は必須です。
最近では、オンライン講座や学習プラットフォームも充実しています。これらを活用することで、効率的に学習を進めることができます。
■ 科目A試験対策:基礎知識の網羅と反復
科目A試験は、幅広い知識が問われます。参考書を中心に、各分野の基礎をしっかりと理解し、問題集や過去問を繰り返し解くことで、知識の定着と出題傾向の把握に努めましょう。苦手な分野は重点的に学習することが重要です。
■ 科目B試験対策:実践的な思考力と応用力の養成
科目B試験は、単なる知識の暗記だけでは対応できません。アルゴリズムやプログラミングの問題では、実際に手を動かして考える練習が必要です。情報セキュリティや情報システムの開発・運用に関する問題では、事例問題を通して、実践的な思考力を養いましょう。過去問を解く際には、なぜその答えになるのかを深く理解することが重要です。
■ 過去問を徹底的に活用する
過去問は、試験対策の最重要教材です。
•出題傾向の分析: どのような問題が出題されるのか、頻出分野はどこかを知ることができます。
•時間配分の練習: 試験時間内に問題を解き切るための練習になります。科目B試験は特に時間配分が重要です。
•弱点克服: 自分の苦手な分野を特定し、集中的に学習することができます。
最低でも過去数年分の過去問を繰り返し解き、解説をしっかりと読み込むことが合格への近道です。
■ 用語の理解を深める
試験には専門用語が多数出題されます。参考書や問題集に出てくる用語は必ず理解するように努めましょう。用語集を活用するのも有効です。
■ アウトプットを意識した学習
学んだ知識を人に説明したり、ノートにまとめたりすることで、理解が深まります。プログラミングやアルゴリズムの問題は、実際にコードを書いたり、図を描いたりしてアウトプットすることが効果的です。
■ 最新情報をチェックする 試験制度や出題範囲は変更される可能性があります。IPAの公式サイトで常に最新情報を確認するようにしましょう。

試験合格も大事だけど、しっかりとITの知識を深めたいひとにはこちらの王道がおすすめ
試験形式~CBT方式に慣れよう!~
ITパスポート試験は、CBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。従来の紙媒体の試験とは異なり、コンピュータの画面上で問題が表示され、マウスやキーボードを使って解答します。
•試験時間: 120分
•出題数: 100問(小問)
•解答方式: 四肢択一式
•合格基準: 総合評価点600点以上(1000点満点)かつ、分野別評価点もそれぞれ基準点以上であること
CBT方式に慣れておくために、IPAの公式サイトで公開されている体験版を事前に試しておくことを強くおすすめします。操作方法や画面構成などを事前に確認しておくことで、試験当日の不安を軽減することができます。
目次は必ず付けましょう

筆記試験ではなく、パソコンによるCBT方式なので、試験を受ける前に、自宅のパソコン等で慣れておくと良いです
試験日程~CBT通年試験を活用して計画的に受験!~
基本情報技術者試験は、2023年4月からCBT方式による通年試験となりました。これにより、従来の年2回の試験日から解放され、ご自身の学習進捗や都合に合わせて、ほぼ毎日試験日を選択することが可能です。
受験を希望する場合は、以下の点に注意して計画を立てましょう。
•試験日の予約: IPAの公式サイトを通じて、希望する日時と会場を予約します。早めに予約することで、希望通りの日程で受験しやすくなります。
•予約状況の確認: 試験会場や日時によっては、予約が埋まっている場合がありますので、早めに空き状況を確認しましょう。
•受験申請期間: 試験日の数日前まで予約可能ですが、余裕をもって手続きを行いましょう。
•試験会場: 全国各地に試験会場があります。自宅や職場から近い会場を選びましょう。
•受験手数料: 事前に受験手数料の支払いが必要です。
•通年試験になったことで、より柔軟に受験計画を立てられるようになりました。しっかりと学習を進め、自信を持って試験に臨めるように、早めに試験の仕組みを理解し、受験の準備を始めましょう。
まとめ
基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるための重要な一歩です。合格には相応の努力が必要ですが、しっかりと準備をすれば必ず道は開けます。
この記事が、あなたの疑問を解消し、合格への羅針盤となることを願っています。基本情報技術者試験に挑戦し、ITの世界で活躍する未来を切り拓きましょう!
•あなたの挑戦を心から応援しています!

これからIT企業に就職するという人にはおすすめの試験です。実践的な技術や知識は、別途ベンダー試験など勉強で補うのがおすすめです。
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