こんにちは ブログを書いているハコフグです
Box認定プロフェッショナル (Box Certified Professional: BCP)を2024年12月に受験し、合格しました。
この記事を読むと、Box認定プロフェッショナル (Box Certified Professional: BCP)の受験方法、試験対策について理解できます。

2024年12月時点の情報です。最新情報は、「box support」のサイトでご確認ください。”Box 認定試験”で検索。
Boxについて
Boxは、セキュアなクラウドコンテンツ管理、ワークフロー、コラボレーションを可能にするサービスです。
企業や個人が、場所やデバイスを問わず安全にファイルを保存・共有し、共同作業を進めるためのプラットフォームとして世界中で利用されています。
ファイルのバージョン管理、アクセス権限設定、ワークフロー自動化など、ビジネスにおけるコンテンツ管理を強力にサポートします。詳細はBox公式サイトでご確認ください。
Box認定資格とは?その種類と目的
Box認定資格がどのようなものか、その種類と目的について見ていきましょう。
Boxが提供する認定資格は、Boxの知識とスキルを公式に証明するためのものです。主に「Box認定プロフェッショナル (Box Certified Professional: BCP)」が代表的で、Boxを活用して業務を最適化するための知識を持つことを証明することを目的としています。
この資格は、Boxの管理者、共同管理者、または導入担当者を主な対象としており、単に機能を知っているだけでなく、Boxを組織の業務プロセスにどのように適用し、価値を創出できるかという視点が含まれています。
現在のBox認定プロフェッショナル試験は、複数のバージョンが存在する可能性がありますが、記事執筆時点では英語のみの最新版や、日本語対応している過去のバージョン(2021年版など)が存在することが確認されています。なお私が取得した資格は、日本語対応バージョンです。受験を検討する際は、最新の情報をBoxの公式サイトで確認することをおすすめします。

ここでは、日本語対応バージョンの受験方法、対策について説明します

hakofuguは、Box認定プロフェッショナルを合格したらしいけど、動機や、Boxとの関わりはどういう状況だったの?

勤めている会社がBox利用を開始したことがBox認定プロフェッショナルを受験した動機です。わたし自身Boxについては詳しくない状況で、Boxを使い始めたもののBoxに慣れるまでに少し時間が必要だなぁという状況でした。
Box認定資格を取得するメリット
スキルと知識の客観的な証明: Boxの深い理解と活用能力を公式に証明できるため、社内外での信頼性が向上します。特にBoxを導入・運用する立場の方にとっては、自身の専門性をアピールする強力な武器となります。
Box活用の深い理解と業務最適化: 試験勉強を通じて、Boxの機能やベストプラクティスを体系的に学ぶことができます。これにより、自社のBox環境をより効果的に活用し、業務プロセスの改善や効率化に貢献する視点が得られます。
Boxの専門家として、社内のユーザーからの問い合わせ対応や、Box活用推進の旗振り役に選ばれるかもしれません。
これらのメリットは、個人だけでなく、Boxを導入している企業にとっても、従業員のスキルアップによる生産性向上や、よりセキュアで効率的なBox運用につながるという点で非常に大きいと言えるでしょう。

hakofuguは、Box認定プロフェッショナルを取得してみて、何か変わったことはあるの?

Box認定プロフェッショナルを取得して、劇的な環境変化は無いのだけれど、資格取得の試験対策をすることで、Boxの利用者としての幅は広がったかな。こういう使い方もできたよな、とか思いつくようになったかな。Boxの利用者としての知識、レベルがあがり、より便利にBoxを使えるようになったなと思っています。
Box認定資格の受験概要(受験料・形式・試験時間・合格基準)
次に、Box認定プロフェッショナル試験の具体的な受験概要について解説します。
- 受験料: 1回あたり $100.00 (約1.5万円程度、為替により変動)。再受験の回数制限や条件は時期によって異なる可能性があるため、必ず公式サイトで確認しましょう。
- 受験形式: 主にWeb試験で行われます。自宅や職場のPCから受験が可能です。
- 言語: バージョンによりますが、日本語対応している試験も存在します。ただし、最新版は英語のみの場合もあるため、受験前に確認が必要です。
- 試験時間・問題数: 60問の選択式(4~5択)で、時間制限があるのが一般的です。筆者の体験談では、時間をフルに使うほどのボリュームがあるようです。
- 合格基準: 通常、75%以上の正答率(60問中45問以上)が合格ラインとされています。
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わたしは自宅のパソコンで受験しました。1回目、2回目と徐々に点数を上げていき、3回目で46問正解して何とか合格しました。3回とも同じ問題が出ました。正解が1つの問題は良いのですが、正解すべてを選択する問題はとても苦労しました。事前に簡単に勉強して試験に臨みましたが、それだけでは苦戦しました。試験の申込は、以下画面の「Box認定プロフェッショナル認定試験の受験はこちらから」をクリックしてスタートしました。


その後は、boxUNIVERSITYのサイトに画面が移ります。英語で記述されていて不安になりましたが、何とか対応しました。boxUNIVERSITYのIDが必要とのことなので、ここでは、普段使っているGmailのメールアドレスを使いました。
このあと3STEPぐらい英語での案内が続きます。クレジットカード決済で$100支払いました。
決済が進むと、以下のようなメールが送られてきます。

メールの概要は以下のとおりです。
- 研修タイトル:Box Certified Professional試験(2021年度版、日本語)
- 試験時間: 90分
- 合格基準: 75%以上の正答率で合格
- 受験回数: 万が一不合格だった場合でもご安心ください!初回を含め、合計4回まで受験可能です。(最初の登録から3ヶ月以内に受験してくださいね。)
- 価格: $100.00
- 請求日: [請求日が入ります – 例: 20XX年X月X日]
難易度について
難易度について 難易度は、単なる機能知識の問いではなく、Boxを業務にどう適用するかという実践的な側面が重視されるため、中程度と言えます。Boxの管理者コンソール操作はもちろんのこと、フォルダ構成のベストプラクティス、セキュリティ設定、各種アプリケーション連携(エコシステム)、さらにはチェンジマネジメントといった、組織全体でのBox導入・浸透に関する深い理解が求められます。単に機能を知っているだけでなく、なぜその機能が必要なのか、どのように活用すべきかを理解している必要があります。

Boxの管理者の仕事をしている人であれば、難しくない試験かもしれません。わたしのように、Boxの利用者レベルでBoxに不慣れな状態で試験を受けると、4回あるチャンスのうち、1、2回は苦戦すると思います。ですが、毎回同じ問題が出題されます(少なくともわたしが受験したときは)ので、試験を受けた後にしっかり復習して再チャレンジすれば、4回のあいだに受かることは難しくないと感じました。
試験対策
わたしの試験対策は、以下の2つです。
- box supportのサイトで案内されている、boxのWeb講座(無料)を受ける
- 4回のうち、1回目で不合格となったら、2回目を受ける前に、1回目の試験内容をしっかりと復習する。2回目で不合格の場合も同様に、3回目を受ける前に復習する。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ここまで読んでくれた方は、これから「Box認定プロフェッショナル (Box Certified Professional: BCP)」を受験するか、受験を迷っている方かもしれませんね。
または、会社からこの資格をゲットするように指導された人かもしれません。
他の方の体験談もWeb上にあるので、いろいろと探してみると良いかなと思います!これからこの試験を受験される方にとって、この記事が参考になれば幸いです!

わたしが受験したときは試験は4回受けられましたし、同じ問題が出題されました。なので、しっかりと復習すれば、合格は見えてくると思います。これから受験する人は、もし1回目で点数が悪くても、あきらめずに、しっかりと復習をして試験にのぞみましょう。これを読んで受験した方が合格することを祈っております!

ところで、合格すると、認定書などはもらえるの?

合格すると、「おめでとうございます!Box Certified Professional – 2021 のデジタル資格証明書が発行されました。」とメールがきて、デジタルの資格証明書が表示できるようになるよ!
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